356のメンバーIさん。
昔からヤングSに乗っていますが最近調子が悪いとのこと。
仲間がクラッチ周辺の整備を行うもエンジンから異音は発生したまま。
というわけで、積車でガレージに搬入されエンジンのOHをすることになりました。平成26年10月。
エンジンは数人がかりであっという間に降りてしまい、バラバラに。
クランクはOHへ、ピストン、シリンダーは特にひどいダメージ無くリング交換で再使用することに。
で、改めてボディを見てみると塗装にひび割れ多数。ついこの間までは良い感じの経年劣化だったのが、
このままだとヤバい状況になっており、ついでにボディレストアもすることになりました。
屋根下に移動。 パーツを取り外していきます。 356のメンバーが手伝ってくれたので、 あっという間にバラバラ。 オリジナルの塗装の上に2回塗られており、 状態が悪いので電動工具で全剥離。 すかさず錆止めを薄く刷毛塗りして赤に。 剥離してみると思ったほどボディは 腐っていませんでした。 |
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右Cピラーに植木鉢?が落下して出来た |
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ドア下部が左右ともに腐っていました。 残存する車は少ないですが、 新車時に付いていたクッションが 原因で腐ったと思われます。 切り貼り溶接のような高度なテクニックは ないので錆をあらかた落とし PORで処理後に 紫外線で固まるサンパッチシートを貼り ファイバーパテで補強。 |
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パテを盛っては削り、 盛っては削りのくり返し。 プロのようにはいきません。 |
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サフェーサー1回目。 サフェを入れると目立たなかった 凸凹がが目立ちます。 |
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サフェ→パテ研ぎ→サフェを何度かくり返し やっと本塗りが出来ました。 本塗りも素人なので垂れたり、 ザラザラの地肌になり塗っては ペーパーで磨きまた塗るのくり返し。 納得いくまで重ね塗りをしていきます。 ちなみに色は内部Cピラーの色に一番近い うちのK163サンバーのサービスホールの蓋 を見本に調合。 SSのビーチホワイトはK163の白と同じ という噂を聞いたことがありますが 本当なのかな?? |
板金作業と並行してフロントの足回りを降ろし、スカスカになったブッシュゴムの入れ替え、ステアリングラックの分解清掃。
ブレーキパイプは取り外し、新しいパイプでの新規作成。ワイヤー類は取り外し清掃給油。
ガソリンタンクも塗装を落としPORで防さび処理を行いました。屋根は艶消し黒に。
運転席フロアも錆錆だったのできれいにしました。
現在レストア進行中 |
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